マスク生活が定着し、お顔が隠れている状態が長引いていますね。
隠れていると ”人から見られる” という意識が薄れ、ついつい油断してしまって気が抜けやすくなるものです。
また、リモートワークをはじめ、人に会う頻度や会話が少なくなると、表情が乏しくなるため、お顔の筋肉をあまり使わなくなります。
そうすると表情筋が衰え、お顔のたるみやそれによりお顔の老けた印象が気になるようになります。
さらに、マスクでお顔の半分は見えない状態のため、メイクアップも手抜きになりがちに。
こういった様々な要因から、マスクを外す場面で少し躊躇してしまうというというお声も多くなってきました。
メイクアップは「毎日の習慣で必ず」という方もいらっしゃれば、「すっぴんで外に出るのは恥ずかしいから仕方なく」という義務感でされている方も多くいらっしゃいます。
メイクデビュー間もない10~20代の方はSNSなどで積極的にメイクの情報を取り入れている方が多いですが、メイク歴が長くなる大人世代になるにつれ、なかなかアップデートの機会やきっかけがなく、”青春時代に得た知識のまま現在に至る” という方も少なくないのではないでしょうか。
油断大敵!マスク下の老け顔対策
マスク下で老け顔になる理由は?
そもそもフェイスラインや口元などのお顔の下半分は、老化のサインが特に出やすい部分です。
前述したように昨今はマスクでお顔半分を隠しているため、表情が乏しくなり、表情筋をあまり使わない生活が続いています。
最もわかりやすい影響は ”たるみ” です。
具体的には、口周りのほうれい線やフェイスラインです。
たるみの原因は以下が挙げられます。
・紫外線によるダメージ
・筋肉の衰え
・重力
・生活習慣
・乾燥やコラーゲン減少
それぞれの原因の対策はどのようにしたら良いのかチェックしていきましょう。
紫外線
紫外線はお肌の奥にまで到達し、シミやしわといった老化現象を引き起こす要因のひとつとなります。
メイク前には、必ずしっかりと紫外線カットの下地や日焼け止めなどを塗りましょう。
筋肉の衰え
顔筋を鍛えてリフトアップを図りましょう。
マスク装着時も会話の際には口を大きく動かすようにします。
また、ちょっとした隙間時間に「あ・い・う・え・お」とはっきり口を動かして、口角や頬の筋肉をほぐします。
口の中で舌を回すのも効果的。表情を活発に動かすだけで明るくイキイキとした印象を与え、血色も良くなるのでおすすめです。
生活習慣
姿勢が悪いことで首から肩にかけてめぐりが滞り、顔色が悪くなったり、老廃物が溜まることでむくみなどの原因になることも。スマートフォンやPCなど下を向きがちな習慣が続くことで、ストレートネックや猫背になりやすいので、姿勢をきれいに保つ意識も大事です。
乾燥やコラーゲン減少
冬の時期はもちろん、夏も冷房などによりお肌の乾燥状態は一年中続きます。
こまめな保湿ケアに加え、乾燥が目立つときには保湿力の高いアイテムを採り入れるのもおすすめです。お肌が潤いで満たさることで、お肌の角質層のキメが整い、見た目もふっくらして見えます。
エイジングケアに特化したアイテムは、たるみ・ほうれい線のお肌悩みの改善に効果的です。
メイクでカバーするには?
メイクアイテムをうまく活用して、お顔に光と影をつくり立体感を出すことでリフトアップしたように演出をしていきましょう。
フェイスライン
引き締めて見せるようシェーディング(影)アイテムを採り入れます。
頬骨から下、外側に向けてコントロールカラーやパウダーなどで影をつくります。
ほうれい線
ほうれい線のくぼみにコンシーラーやワントーン明るめのコントロールカラーをつけることで、光を反射させて目立たなくします。
ハイライト
頬骨の上から斜め上に仕込むことで、お顔を引き上がったように見せます。
眉の角度を変える
少し引き上げ気味に角度をつけて描くことで、お顔の重心を上に見せることができます。
結果、お顔全体のリフトアップ効果につながります。
旬なお顔に!メイクのアップデートをしよう!
メイクをアップデートするポイント
洋服はシーズンごとにトレンドのアイテムを買い足すのに、メイクアップは変わらず、同じアイテム、同じ色、同じ塗り方ということはありませんか?
ついつい同じメイクばかりになってしまう、メイクの定番化がしてしまう原因としては、
・メイクアイテムはなかなか減らない
・せっかく購入しても、似たような色ばかり選んでしまう
・メイクを変えてみたいけれど、何をどうすればいいのかわからない
・張り切ると『頑張っている感』がでてしまい、いまさら気恥ずかしい
・メイクを失敗するくらいなら、ノーメイクの方がいい
こういったご相談のお声が多いです。
『今感』のあるメイクをすると、フレッシュさが出て、若々しく見えますので、ぜひ採り入れていただき旬のメイクを楽しんでいただきたいです。
手っ取り早く、メイクで『今感』を出す
ひとつだけでも、新発売の色物を採り入れる
同系色が流行っていても、毎年、色味と質感が違うため仕上がりが違います。
メイク道具を変える
アイシャドウをチップや指でつけている場合は、ブラシに換えるだけでも軽やかさがでます。
ファンデーションも同様に、スポンジを使わずブラシで仕上げるだけでもお肌の質感が変わって瑞々しい印象がでます。
眉の描き方を変えてみる
眉は流行がわかりやすい部分です。眉形を変えたり、眉マスカラ・パウダー・アイブロウジェルなどのアイテムを今まで使ったことのないタイプや色を試すだけでもグッと垢抜けます。
似合わない…などの思い込みをなくす
意外と似合うかどうかは自分が一番わかっていないもの。似合うと思っているものは自身の先入観や思い込みだったりするものです。
友人や職場の同僚などの他者目線やプロの力を借りるのもひとつの方法です。
・美容室で似合う髪型を提案してもらう
・ショップで店員さんにお任せでコーディネートしてもらう
・化粧品売り場でメイク相談をしてみる など
店員さんからのセールスが気になるようであれば、最近ではパーソナルスタイリストやメイクレッスンなどのサービスもたくさんありますので、思い切ってチャレンジしてみるのも良いかもしれません。
個人向けサービスは、徹底的にお悩み・ご要望に合わせて似合うメイクや髪型・コーディネートを提案してくれると思いますよ。
「どうせ」「いまさら」から抜け出す
最後に最も重要なポイントとして「どうせ」「いまさら」などの言葉を使わないマインドが大切だということをお伝えします。
「どうせ私には似合わない…」
「いまさらお洒落をしても…」
「年齢も年齢だし…」
意外と多くの方がこのマインドに陥っていますが、もしもそう思っているのなら、それはとてももったいないです!!
まとめ
毎日はいつも始まりの日。
いくつになっても、自分を諦めないことも大切ですので、ぜひ今まで手を出したことのないメイクなどのお洒落を存分に楽しんでください。